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貿易黒字は、前年度比13.4%増
http://www.tumartini.com/companions/恵比寿 マティーニ
財務省が23日発表した07年度の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を引いた貿易黒字は、前年度比13.4%増の10兆2246億円となり、2年連続の増加となった。円建ての原油価格が25年ぶりに過去最高を更新するなど輸入が増加したが、ロシア・中東向け自動車など輸出の伸びが上回り、黒字が拡大した。ただ、米景気減速を背景に米国向け輸出は同3.1%減と落ち込み、対米黒字は同9.0%減の8兆2750億円と4年ぶりに減少した。同時発表した3月の貿易統計でも、対米輸出は4年4カ月ぶりの2ケタ減になった。
輸出入額はともに6年連続で過去最高を更新。輸出は同9.9%増の85兆1177億円で、鉄鋼製品の需要も好調だった。輸入は同9.4%増の74兆8931億円。原油輸入価格が07年度平均で同20.7%も急上昇、輸入の伸びの約3割が原油高騰の影響だった。
一方、対米貿易は、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題を背景とした昨秋以降の景気後退で、自動車輸出が同3.7%減となるなど輸出は同3.1%減の16兆6010億円と4年ぶりに減少した。小麦などの価格高騰で穀物輸入が増えたこともあり、対米黒字額は縮小した。
対中国貿易は、冷凍ギョーザの中毒事件の影響で、年明けから食料品輸入額が減少したが、貿易額全体は拡大が続き、昨年度に続き中国が日本の最大の貿易相手国となった。
3月単月の貿易統計は、輸出が前年同月比2.3%増の7兆6843億円、輸入は同11.1%増の6兆5657億円。貿易黒字額は同30.2%減の1兆1186億円だった。米景気の一段の減速で対米輸出額は同11.0%減の1兆3693億円となり、03年11月以来の大幅減少。中国からの食料品輸入額も同32.2%減と落ち込みが目立った。
http://www.tumartini.com/companion/2
財務省が23日発表した07年度の貿易統計(速報)によると、輸出額から輸入額を引いた貿易黒字は、前年度比13.4%増の10兆2246億円となり、2年連続の増加となった。円建ての原油価格が25年ぶりに過去最高を更新するなど輸入が増加したが、ロシア・中東向け自動車など輸出の伸びが上回り、黒字が拡大した。ただ、米景気減速を背景に米国向け輸出は同3.1%減と落ち込み、対米黒字は同9.0%減の8兆2750億円と4年ぶりに減少した。同時発表した3月の貿易統計でも、対米輸出は4年4カ月ぶりの2ケタ減になった。
輸出入額はともに6年連続で過去最高を更新。輸出は同9.9%増の85兆1177億円で、鉄鋼製品の需要も好調だった。輸入は同9.4%増の74兆8931億円。原油輸入価格が07年度平均で同20.7%も急上昇、輸入の伸びの約3割が原油高騰の影響だった。
一方、対米貿易は、低所得者向け高金利住宅ローン(サブプライムローン)問題を背景とした昨秋以降の景気後退で、自動車輸出が同3.7%減となるなど輸出は同3.1%減の16兆6010億円と4年ぶりに減少した。小麦などの価格高騰で穀物輸入が増えたこともあり、対米黒字額は縮小した。
対中国貿易は、冷凍ギョーザの中毒事件の影響で、年明けから食料品輸入額が減少したが、貿易額全体は拡大が続き、昨年度に続き中国が日本の最大の貿易相手国となった。
3月単月の貿易統計は、輸出が前年同月比2.3%増の7兆6843億円、輸入は同11.1%増の6兆5657億円。貿易黒字額は同30.2%減の1兆1186億円だった。米景気の一段の減速で対米輸出額は同11.0%減の1兆3693億円となり、03年11月以来の大幅減少。中国からの食料品輸入額も同32.2%減と落ち込みが目立った。
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